法人向けの営業電話や営業メールって効果あるんだろうか?

毎年のことだけれども、ゴールデンウィーク明け頃から夏ぐらいまでの間、法人向けの営業電話が増える。

きっと新人さん達が研修も兼ねてやらされてるんだろう。他人事ながら、心が折れてメンタルやられちゃうんではないかと心配でしょうがない。

用件を聞くと「社長さんにしかお話できません」という強引なトークもあったりする。

お断りした翌日に、同じ会社の別の人から電話が掛かってくることもある。本当にやめてほしい。そんなことも管理できていない会社さんとはお付き合いしない。

営業電話って、果たして成果が出るのだろうか?

僕の会社についていえば、電話を掛けてきてもらっても、申し訳ないけれども欠片ほどのチャンスもない。

必要なものは自分が動いて手に入れる

「必要なものは自分が動いて手に入れる。」公言はしていないけど、うちの会社の暗黙のルールだ。

欲しい物やサービスがあった場合、類似の物品やサービスを並べて比較するのは、普通の会社ならどこでもやっていることだと思う。

継続サービスのように取引期間が長くなるもので販売者が無名の会社である場合は、なるべく相手方の事務所を訪問し事務所を見て来なければいけないというルールがある。

それが高額であった場合は、かなり遠い場所であっても必ず相手先企業を訪問させる。

面倒臭いルールではあるけれど、とても大切なプロセスだ。

机の上などが整理されているか、他にどのような仕事をしているのか、社員さんの年齢層や雰囲気などを肌で感じて来させるのだ。

営業電話にもいい側面がある

稀に「こんなサービスがあるんだ!」と気づきをもらえる営業電話もある。

本当に有り難い。

そういう場合でも、かならず類似サービスを調べて複数の事業者さんを訪問したりしているので、気づきをくれた営業電話の事業者さんと契約に至ることはなかなか珍しい。

つまり、電話の掛け損だ。

列に並んででも良いものが欲しい

良いサービスや商品は、営業電話を掛ける暇など無いほど売れているだろう。

導入する側だって、本当に欲しいものであれば、かなりの時間待たされても、頭を下げてでも手に入れる。

そもそも、良いものやサービスについては、横のつながりで紹介が回ってくる。

そんなことを考えると営業電話を掛けることが、逆にその会社の評判を落とすことになっているのではないかと思うのだ。

しかも、それが新人の研修でやっているのだとしたら、そんなことで他人の時間を奪うなぞもってのほかだ。

営業電話がうざい会社のリストを作って公開したい気分

営業メールなら、Gmailで何回か迷惑メールに振り分けてしまえば、そのうちspamリストに登録される。かなりお手軽に対策ができる。

電話も同じような仕掛けがあると良いのにと、この時期になると思う。

手動登録だと結局一回は電話を取らなければならないから効果が薄い。

発信者番号でフィルタをして、着信拒否するシステムとかを世の中全体で共有できたら良いのにと思う。

というわけで、ググってみたらありました。

個人用だと安いのだけれど、事業用だと結構なお値段しますね。

コメント