平成の最後の最後になって背中が痛くなった話

昨日のことだ。

10連休ではあるのだけれど、この機会に溜まっていた仕事を片付けたくて事務所に行った。

いつものように水回りを片付けてトイレ掃除して、掃除機をかけていた時だった。

ダイソンのコードレス掃除機だ。

この掃除機、少々うるさくて重いのだけれど、とにかく良くゴミを吸う。

毎日掃除しているのに、それでもたくさんゴミが取れる。

掃除機がゴミ製造しているのではないかと疑いたくなるくらい、毎日毎日ゴミが取れる。

ただ、溜まったゴミを捨てる際に、折角集塵したゴミが飛び散るのがよろしくない。だから、わざわざベランダにダイソン用のゴミ箱が置いてあって、そこでゴミを捨てる。

毛髪や長い糸くずなどが多いと、綿埃が固まってフィルターの周りに貼り付いてしまうのもどうかと思う。割り箸など棒状のもので掻き出さないとゴミをキレイに捨てることができない。結局ワンタッチでゴミをポイッというわけにはいかない。

それに、片手で5分ほど持ち続けるにはちょっとばかり重い。重心が持ち手近くにあるので、意外と手首に力が掛かる。モーターとか電池をもうちょっと床に近い方か真ん中あたりに置いてくれたら良いのになと思う。

そういったことを割り引いても、70平米弱の狭い事務所を掃除するのには勿体無いぐらいの良い掃除機だ。かなりお気に入りだ。

そのダイソンを使っている時だった。

なんだか、右側の背筋がズクズクするのだ。特に急激な動きとかひねったりとかしていないし、ピキッとかパキッとかいう感じなかった。すこしずつ背筋が鉛になって固くなっていってしまう感じがした。

ついに生まれて初めてのぎっくり腰体験かとも思ったのだが、ギリギリ寸前でとどまった様な感じだ。

最初のうちは、きつい肩こりに似た感じの固まり具合だったので、ストレッチをしてほぐしてみようとしたのだけれど余り効果が無い。筋肉を伸ばそうとすると、もっさりとした感じで痛い。

いわゆる鈍痛というやつだ。

そのうち治るだろうということにして、デスクに戻ってメールの整理を始めたのだが、小一時間して椅子から立ち上がろうとしたときに、割と強めの痛みを感じて動きが止まった。

伸ばすのもひねるのも柔らかい痛みしか感じないのだが、背中に力を入れると結構痛いのだ。

そこからしばらく格闘してコツがわかってきた。

腹筋に力を入れて背筋の腰の付け根あたりを固定した感じで動けば大丈夫だということがわかった。

いろいろ考えて、調べてもみたけれど、同じ様な例は出てこない。

内臓疾患なら少しずつ違和感が増していくだろうから、小一時間でこの様な状態までになることは無さそうだ。

体中の部位を動かしてみると、腹筋の力を抜いた状態で、右腕を肘のところで曲げ前に向かって肩からぐるぐる回している時が一番痛みを感じる。

運動不足すぎて背筋が弱ってしまい、腕とか首をしっかり支えられなくなっているのが原因なのか?

4月はわりとデスクワークが多かったところに、このブログの記事を書いていたこともあって、かなりの時間を椅子に座ってタイピングして過ごした。

つまり、タイピングのし過ぎで、背筋が腱鞘炎になったの!?

いやいや、腱鞘炎は手や腕の症状で、背筋に腱鞘炎なる症状があるとは終ぞ聞いたことがない。

ということは軽い筋膜炎のようなもの?ダイソン程度の重さで炎症したの?

そもそも小さい頃から社会人になるまで、ピアノや木管楽器を毎日かなり長い時間練習してたんだけど、腱鞘炎になったことが無い。

たぶん、指とか手首の使い方とか、姿勢とか、場合によっては筋肉がついているとか、小さいときからのクセで腱鞘炎になりにくいのではないだろうかと思う。

割と指が自由に動くのでタイピングも人より速いし、PCを使って作業していることも多いのだけれど、社会人になってからも腱鞘炎になったことが無いのだ。

もしかして、腕まわりが強いから、背筋にしわ寄せが行った?

最近体重もかなり増えてきて運動不足であるのは明らかなので、またウォーキングとクランプを再開しないとなぁ。

GW明けになっても症状が改善しないようなら、内臓疾患の疑いも含めて医者に行ってきます。

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