先程(5/5 日曜・祝日)、Google Adsense から審査通過のメールが届いた。
土日とかGWとか一切関係なく、Google 様の審査は行われているようだ。
この記事の結論を先に言ってしまうと、アドセンスは「サーチコンソールのカバレッジでインデックスが確認できてから申請」したほうが良さそうだ。
客観データ
忙しい人用に、まず客観データだけを載せておく。
経過
- 4/11 ドメイン取得
- 4/13 一本目の記事アップ / サーチコンソール登録
- 4/14 アドセンス申請
- 4/16 site:オプションでインデックス確認
- 4/28 アドセンス 審査落ちメール
- 4/29 カバレッジにインデックスが表示される / 再審査請求
- 5/05 アドセンス 審査通過
カバレッジの推移
グラフ上でカバレッジが初めて集計されたのは、4/27。
このグラフを画面で確認できるようになったのが、4/29。
サイトマップ登録(4/13)から14日目、ファストトラックインデックス(4/16)から11日目。
なお、site:オプションでインデックス確認された日をファストトラックインデックスされたと推定。
ちなみに、カテゴリーページなどをサイトマップに含めていないので、送信していないインデックスが19件登録されている。また、ampページなどの重複ページについては除外されているが、canonical メタ情報を埋め込んであるので重複ペナ扱いにはならず、単にエラーなしの除外99件となっている。
審査のタイミング
アドセンス申請からちょうど2週間目(4/28)に審査落ちメールを受信。
理由は、「価値の低い広告枠:コンテンツのないサイト」。
即時に再審査請求して7日目に審査通過。
記事数
申請時:12本(うち11本は以前のブログからのリダイレクト)
審査落ち/再請求時:27本
審査通過時:32本
記事の文字数は、400字~4300字までかなり幅が大きい。
www正規化
最近のアドセンスは、サブドメインのみでの登録はできない。
そのため、konekuri.com を登録し、www をサブドメインとして追加登録してある。
このサイトについては、以下のリダイレクトによる正規化が行われている。
- konekuri.com -> www.konekuri.com
- http:// -> https://
私的な考察
アドセンスには、審査用のクローラーは存在しないと思う。
検索エンジン用のクローラーがスクラップしてきたページをインデックスに登録、インデックスされたページを、アドセンスの審査用のプログラムが審査を行うと考えるのが順当だと思う。
審査対象はファストトラックインデックスではなく、サーチコンソールで確認ができるインデックスだと考えると辻褄があう。
コンテンツのないサイト
初回申請時にはファストトラックインデックスにさえ記事がインデックスされていない。
申請後2日目には、site:オプションでインデックスされていることが確認される。
サーチコンソール上でのカバレッジは、2週間後の27日。
つまり、アドセンスはインデックスされているページを審査しようとしたが、インデックスにページが存在しなかったため、「コンテンツのないサイト」という判定だったのだと想像できる。
しかも、アドセンスの申請時に「審査は最長2週間かかります」と表示されるので、律儀に2週間目のところで審査落ちのメールが送られてきたのだろう。
再審査請求にあたっては何の対策も一切していないが、1週間で審査通過となったことからも、審査すべきページがインデックスされていなかったことが、最初の審査落ち原因のように思える。
www正規化の影響はあるか?
wwwの正規化については、実はそれなりに悩んだ部分だったが、結論から言うと影響はまったく無かった。
思ったとおり、僕の知っている Google はそんな間抜けじゃなかった。
「コンテンツがない」という指摘から、www無しの konekuri.com へアクセスしているせいかとも考えたが、以下の各点を考慮し問題ないと判断し、何の対策もせず再審査請求をした。
- www 付きへ301リダイレクトしている。
- 全てのページで、meta情報の canonical を www付きで設置してある。
大丈夫だった。
特に何も設定をいじらず、www 付きへのリダイレクトのみで審査を通過した。
なお、www 以外のサブドメインだった場合はどうなるかについては、試していないのでわからない。
履歴なしの新規独自ドメイン
konekuri.com は履歴なしの純新規ドメインだったためか、なかなかサーチコンソールのカバレッジへインデックス状況が反映がされなかった。
なお、サーチコンソールのリンクは今なお「データを処理しています」となっている。
外部リンクが無いのは当たり前として、内部リンクについても分析が終わっていないようだ。
site: コマンドで検索するとトップページの www.konekuri.com は20位台に落とされていることからもそれがわかる。本来は1位に出てこなければならない。
いずれにしろ純新規ドメインなので、クローラーの呼び込みどころか、データ処理についても他のサイトに比べ劣後扱いされているものと想像できる。
審査通過は難しくないと思う
純新規ドメイン、サポートリンク無し、流入なし、しかも雑記ブログという救いようのない悪条件のこのサイトでも、ドメイン取得日から1ヶ月かからずにアドセンスの審査を通っている。
しかも流入は一日平均で10程度しか無い。
オーガニック流入に至っては、平均すると1日1件あるかどうかだ。
読む価値がない記事ばかりで、世間からまったく相手にされていなくても、審査は通る!
正しいことを普通に行えば、特に審査通過は難しくないと思う。
以下、僕が正しいと思う方法についてリストにしておく。
- www などのサブドメインを設定する場合は、正規化リダイレクトをする。
- 上記の場合、サーチコンソールへの登録は www 無しのドメインプロパティで行った上で、www 付きプレフィックスも行う。
- SSLを導入し、https:// で運用する。
- Canonical メタ情報を head 内に入れる。
- ヘイトや差別的表現、放送禁止用語、センシティブな単語をつかってはいけない。
- サーチコンソールのカバレッジでインデックスが確認できるまでは、審査に通らないかもしれない。
- 申請したら余計なことをせず、ただひたすら待つ。
ちなみに、サーチコンソールのカバレッジにインデックスが表示されるようになるまでは、とにかくクローラーを呼び込み続けなければいけない。数日に一本ぐらいは記事を書いたほうが良いだろう。
重複ペナも受けていない
なおこのサイトについては、最初に11記事ほど別のブログから転載するというリスクを取っている。
重複ペナルティを受けるリスクを取ったということだ。
しかも、転載元が「はてなブログ」であったため、リダイレクトを設定する機能が無い。そこで、記事本文に無理やり Java Script を埋め込んで、Canonical を書き換え、同時に0秒リダイレクトするという荒業をしている。
幸い今のところ重複ペナは受けていない。
最後に
これで、ようやく立ち上げ当初に計画していた環境がすべて整った。
あとは書きたいように記事を書くだけという状態になった。
ここから半年ぐらいは検索流入がほとんど無い状態が続くのはわかっているのだけれど、折角できあがった居場所なので、こんどこそ終の棲家とできるよう気負い無くダラダラと続けていこうと思う。
アドセンスは自動広告の設定にしたので、しばらくは、空気をまったく読まない位置に広告表示されることになってしまうと思いますがご容赦ください。
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